電気ヒーター加熱ロール

ロールの内部にシーズヒーターを組み込み発熱させて、ロールシェルを加熱する方法です。
ロールに組み込んだ、熱電対と温度制御盤を使用してPID制御にて温度制御を行います。

特徴

  1. 短納期、安価です。
  2. 対応温度は常温~240℃まで可能です。
  3. 誘導加熱式に比べて有効面長内の均熱性が悪い(設定温度の5~10%のばらつきが出ます。)
  4. 熱媒循環式に比べると構造が比較的シンプルでメンテナンスが容易

サーモグラフィー

測定データ

A B C D E 単位
加熱開始 8 8 8 8 8
10分後 58 53 53 55 59
20分後 83 78 76 79 84
30分後 118 112 109 112 119
40分後 143 135 135 136 143
50分後 157 157 153 154 158
60分後 148 150 152 152 148

実力値で保証値ではありません。

測定環境

使用機器 サーモグラフィーカメラ
メーカー 日本アビオニクス
型式 R500
ロールサイズ φ150x600L
室温 15.5℃
湿度 60%
天気 晴れ

内部構造

電気ヒーター加熱ロールについて
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